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いのちの川

初冬の日光       07・12・2

元同僚たか子さんと日光に2泊3日の旅をした。彼女の主人の関係で「つがの木」というところが宿であった。東照宮を見てから史跡探勝路を歩いたが、ちょうど開催中の小杉放庵さんの日本画、油絵を見た。油絵も日本画のごとき、やさしい、品位のある美しい作品であった。

 日光の東照宮のきらびやかな美の建築に感嘆し、人の力の技術の粋を凝らした当時の職人の技を見て、人の持てる力のすごさを感じた。
 神様は少し御自分よりも劣ったものに人をつくられたというが、その人の作った古い建築物に魅せられた。また木で作られ漆で塗られた奈良時代に作られた神橋があったが、今の形になったのは、江戸時代ということである。 其の橋を300園払い、記念にとおってみた。

 また日光の自然に触れ、木々が冬に入る自然の移ろいをたのしんだ。
空気は少しつめたかったが、 うすびで風がなかったので、寒さは覚悟していたほどではなかった。神様の作られた目に触れる自然の美しさは、たとえようもないほどすばらしい。
 
 この季節の、真っ赤な紅葉の美しさに見とれ、紅葉の季節もおわりに近いので、葉が、ちじんでいるのもあるが、それでも、紅、エンジ、赤、茶色、黄土色など表現のしようもないほどであり、亦絵にしたいと思っても、色が出せないのではないかと思われたほどであった。黄色の木の葉の色合い茶色のまだ緑の残っている木々とともに、其のさまざまの色が一同にあたりの景色を埋め尽くし、空の青さと雲の白さの中に調和してなんとも表現の出来ないほどの景観である。主よこのようなすばらしい貴方の創られた、日光の自然を見ることが出来る時を与えてくださったことに感謝いたします。
 貴方は最高のお方です。

 今回見たところ東照宮、宝物殿、逍遥園、日光輪王寺、記念日光美術館、東京大学大学院理科研究施設(日光植物園)、並び地蔵、含満ヶ淵、日光田母沢御用邸記念公園、神橋、元宮本社、滝尾神社、明治の館、 二荒神社、大しゅう院、
 たくさんの場所を見学したので、東照宮周辺はもう行かなくても良いほどである。
 実に充実した旅であった。主よありがとうございました。
by hirokokk | 2007-12-02 19:56
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