トリノエジプト展を見て 09・10・3
きのう小雨振る中東京都美術館に、トリノエジプト展をみにいった。4日で終わりなので、見学者も多く込みあっていた。
紀元前1、500年位前のものから色々みることができた。ツタンカーメン少年王の石灰岩の大型彫像は美しく、坐像のアメン神の脇にすくっと立ち右手を肩に伸ばして、かなたを見通しているがごときたたずまいは、静けさと気品とりりしさも表しており魅力的だった。 このように今という時代に、古い3500年以上も前のものを見ることができることは喜びである。また子供のミイラや大人のミイラをみることができた。この人物は屍とはいえ、何を思っているだろうかとかんがえてみたりもした。永遠の命を求めて、願ったことであろうに。またハヤブサ、トキ、ジャッカルなどの小像もみた。 昔でありながらもすばらしい今と変わらないような文化や文物を見ることができ、当時の生活や政治、品物のいろんな分野に篤い文化をかんじた。2時間ぐらいかけてゆっくり見学し、満足したときだった。 ツタンカーメン王 アメン神の横にすくっとたち 気品のある顔立ち 姿かたちにうっとり見上げる 彫像でありながら 彼の心の中にとどまり あの時代を旅してみたい 何を思い何を見て 日々暮らしてきたことか
by hirokokk
| 2009-10-04 20:37
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