日本橋の小津ギャラリーで女流書展を鑑賞したが、ここに新しい 「発光ダイオード」での展示方法にであった。この古い世界にもと、その発想に新鮮さを覚えた。
和紙 屏風 工芸作品に書かれたかな文字など、古くからある手法での発表は、優雅な雰囲気をもたらしていた。
また新しい発光ダイオードを利用し、額の上面につけ、光を取り入れている作品もあった。。部屋全体は照明なしで、暗くして作品を見るのである。書自体は変わらず漢字あり、かなあり、心象からの表現ありと多彩で、書作品としてはすばらしいものであった。
近年さまざまの分野に、人間の能力発明発見により目覚しい進展と、其の応用力に驚くばかりである。神様は人を神に似せて作られたので、どんどんいろいろな分野で開かれていくのであろう。