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いのちの川

蔵王温泉 10・6・11

 6月7~8日蔵王温泉にいってきた。温泉の湯も 乳白色の色して温度も心地よく、肌にしみこむ湯のぬくもりは、心も温かくしっとりと入ることができた。この温泉は、開湯されてから1900年もたつ古い温泉である。
 また蔵王山頂にロープウエイで登ったが、地蔵山頂駅前にある 災難よけ、所願成就の蔵王地蔵尊はとても大きいお地蔵さんで大きな赤い前掛けをして、すわっていた。地蔵尊三法荒神山からながめれば(1703メートル)向こうの山肌に雪渓が白くつもっていた。ここは蔵王国定公園である。平地では終わってしまった桜の花も咲き誇り、道にはかわいらしいスミレの花も顔をだし、またやぶの中から羽をふるわせ美しい声で、ウグイスがホーホケキョと鳴いていた。
 ホテルの窓から眺めれば桐の花が、穢れなく白く咲き、私は初めて桐の花をみた。心にしみこむ自然の中で、都会の喧騒を離れ、静けさの中で心洗われ、共に過ごすよき友も居て、うれしい時をすごした。
 鴫の谷地沼では、池に映る緑の色も周りの木々の色合い移して何層かに見え、水も小さく漣打っており、じっとながめればその中に吸いこまれ、時を忘れて無になるような気がした。
 
 ホテルの窓から 眺めれば
 白い桐の花が咲き
 あの花の色のように
 私の心も穢れなく
 終わりの日まで
 すごしたい

 池に映る緑の色も
 濃い色や、薄緑に映り
 さざなみと共にわずかに
 揺れ動く
 周りの静けさも
 私の心を落ち着かせ
 シーンとした  
by hirokokk | 2010-06-11 23:17
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