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いのちの川

特攻隊員  09・11・19

 鹿児島知覧にある知覧特攻隊記念館を尋ねた友の文から、当時の特攻隊員の事を考えてしまった。
今あるこの平和、このような時代にいき、教育された若者の生と比較し、お国のためにと死ぬことをも恐れず死が分かっていながら、敵国の軍艦に突撃する。
 人の心は教育により、どのようにも変えられるのではないかと思う恐ろしさを感じる。志願によるものではありながら、当時の若者の朝は命がない、このような時代を経て、いまは平和の名にぬくぬくとし人の心もやわになって、近頃は世も末かと思われる出来事に陥っている。
 ただ一心にお国のためにこの命をと、ひたすら愛国心で飛んでいった、特攻隊員がいたと思うと心痛まないではいられない。彼らの心情を思い、父のこと。母のこと、恋人の名を呼んで、死の間際に死んでいったという話は涙を誘われずにはいられない。そのような尊い犠牲の元に、敗戦を迎えその後の日本の繁栄がある。
のどもと過ぎれば暑さ忘れるという言葉があるが、困難の中で、強くされ前に向かって進んでいく勇気を与えられるのかもしれない。忘れることなく、感謝を持って、なくなった方々に哀悼の意をささげよう。
by hirokokk | 2009-11-19 13:43
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